年報_第4号(電子ブック用)

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年報2011年第4号年々増加し、それに伴い上部内視鏡・下部内視鏡などの検査数も年々増えています。内科では永礼医師も含めこれまでと同様に、専門領域にとらわれることなく、様々な症状や疾患で困られている患者さま....

年報2011年第4号年々増加し、それに伴い上部内視鏡・下部内視鏡などの検査数も年々増えています。内科では永礼医師も含めこれまでと同様に、専門領域にとらわれることなく、様々な症状や疾患で困られている患者さまを総合的に診療させていただきたいと考えています。また、当院の副院長として長年勤務されてきた黒田医師が今年度限りで退職されることになりました。当院の診療に大変尽力いただき、大変感謝しております。新たな職場での益々のご活躍を祈念しております。整形外科4月から2人同時に人員交代となり、不慣れな部分も多々ありましたが、院内各部署の皆様のご協力ご支援のもと業務に専念することが出来ましたことをまずお礼申し上げたいと思います。外来患者さまの増加に加え、手術患者さまも骨接合術の71件(上肢23件、下肢48件)を筆頭に人工関節26件(人工骨頭置換術15件、全人工膝関節置換術11件、全人工股関節置換術1件)、軟部組織(神経、腱、腫瘍など)手術38件、その他の手術16件を含め151件と昨年の2.7倍となりました。今後もさらに業務に邁進したいと考えておりますので、皆様の更なるご支援をよろしくお願いします。眼科当院眼科では糖尿病、高血圧、動脈硬化、関節リウマチといった全身疾患からの眼合併症の患者さまも多く、内科・整形外科と連携して、早期発見、早期治療に尽力しています。手術設備については最新の手術装置を導入しており、主な手術適応の疾患としては白内障や黄斑上膜、網膜剥離、糖尿病網膜症などの網膜硝子体疾患です。特に硝子体手術には力を入れており、無縫合極小切開手術を施行することにより、手術時間の短縮による患者さまの負担軽減や術後の早期回復が得られるようにしています。白内障手術の際には、従来の眼軸測定装置に加えて光眼軸測定装置も併用し、より正確に眼状態を把握した上で、手術時に患者さまに挿入する眼内レンズを決定しております。また末期緑内障や頭蓋内病変などの視野検査は静的、動的の2種類の視野検査機器を備えております。網膜硝子体疾患にも光干渉断層計(OCT)や蛍光眼底造影(FAG)などを用いて、より詳細に眼底状態を把握しております。17