年報_第4号(電子ブック用)

年報_第4号(電子ブック用) page 75/98

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年報2011年第4号【苦情解決委員会】<活動内容>苦情解決委員会では毎月第1木曜日に、患者様から寄せられた苦情、要望等について検討しています。平成23年度は意見箱投書48件、苦情報告12件計60件でした。そのうち、回....

年報2011年第4号【苦情解決委員会】<活動内容>苦情解決委員会では毎月第1木曜日に、患者様から寄せられた苦情、要望等について検討しています。平成23年度は意見箱投書48件、苦情報告12件計60件でした。そのうち、回答を要するものについては掲示していますが、ここでいくつか紹介します。○身障者用駐車スペースに違う車が停まっている。台数を増やしてほしい。○病室シャワールームに椅子がなく使いづらい。○身障者用トイレを増やしてほしい。○消毒液を置いてほしい。○売店にゼロカロリーの商品を置いてほしい。○スタッフの言動に傷ついた○スタッフの私語が多い○待ち時間が長い○リハビリの順番を守ってほしい○外来コーディネーターが親切で相談しやすいなど回答書はインフォメーションボードやタイムカードの所に掲示しています。回答書は投書者への返事というだけでなく、委員会からスタッフ全員へのメッセージの意味合いもあります。各部署にも配付しますので全員が読むようにつとめています。<今年度統計>意見箱投書55件苦情報告15件【手術室運営委員会】<活動内容>機能評価で指摘があった、病棟での一次洗浄廃止に向け布シーツからディスポシーツへの移行や、清潔・不潔物品が交差しない動線を検討中です。また、今年度から全身麻酔下手術が始まり、腹腔鏡など新しい機器も導入される中、事故なく安全に手術が行われるよう協議しています。【輸血療法委員会】<活動内容>輸血療法委員会は、院内における輸血療法が安全かつ適正に行われるよう使用状況の把握と検討、また輸血に関する知識の啓蒙に取り組んでいます。2011年度は自己血輸血が始まりました。自己血輸血とは、手術を受ける患者さま自身の血液を輸血に用いる治療法です。自分の血液を自分に輸血するので、同種血輸血でよくある拒否反応や感染症に伴う副作用を回避できます。これからも自己血輸血を含め、当院の輸血治療法が安全かつ円滑適正に行われるよう委員会の中で話し合っていきたいと思います。*当院過去5年間の濃厚赤血球の使用量です。2007年2008年2009年2010年2011年RCC(単位) 588 436 414 545 617内科患者さまの増加、また、外科手術の開始に伴い2011年度は使用量617単位でした。【臨床検査適正化委員会】<活動内容>今年度臨床検査適正化委員会では、検査実績の検討、院内実施項目の精度管理、新規受託項目の案内等の他、時間外緊急検査用の小型生化学分析装置の選考及び設置、また採用試薬の検討などを行いました。次年度では、増え続ける検体を、トラブル無く安全に処理していくための計画や検討、又、病院負担となっている、保険適応外の実施項目等についての管理も行いたいと思います。臨床検査の管理、運営の適正化について、関連部署からのご助言、ご指導等ございましたら、よろしくお願いいたします。73