年報_第4号(電子ブック用)

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年報2011年第4号【救急検討委員会】<活動内容>平成23年度の三木山陽病院の救急搬送は671件( 1日平均1.8件)で、昨年度(699件)よりわずかに減少しました。時間外診療患者数は3682件と、こちらも昨年度の3856件に比べわ....

年報2011年第4号【救急検討委員会】<活動内容>平成23年度の三木山陽病院の救急搬送は671件( 1日平均1.8件)で、昨年度(699件)よりわずかに減少しました。時間外診療患者数は3682件と、こちらも昨年度の3856件に比べわずかに減少しています。救急搬送や時間外診療から入院となった症例や、専門病院へ転送となった症例を中心にカンファレンスで検討しています。今年度から外科が開設されましたが、まだ全ての緊急手術に対応できる体制には至っておりません。平成24年度からは外科スタッフも増員されます。内科・整形外科とも力を合わせ、1例でも多くの救急搬送や緊急手術に対応していきたいと考えます。【災害対策委員会】<活動内容>今年度は機能評価Ver 6.0への更新のタイミングでもありましたので、当院の防災マニュアルと大規模災害時の対応マニュアルの1からの見直しを行いました。さらに三木市消防局の協力を得て、消防計画や防災訓練の内容もより充実したものにしました。これら大幅な見直しや内容の充実を図った後も自衛消防隊編成表や災害時緊急連絡網等の整備・改定を行い、常に最新のものにしています。※2012年度のキーワードくどいようですが、災害は決して“人ごと”ではありません。一人ひとりが責任感を持ち行動する“事故責任意識”をキーワードとします。【医療機器委員会】<活動内容>今年度は、第一に下肢閉塞性動脈硬化症の指標となる足関節上腕血圧比(ABI)検査や睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査といった検査件数の増加を目標に行ってきました。ABIに関しては糖尿病教育入院のクリティカルパスの中に組み込んでいただいたことによって順調に件数も増加しております。また、7月より新しく連続血糖測定装置(CGMS)を導入していただき、その担当として任せて頂いております。ME業務としては、修理件数の約6割程度は院内にて修理がおこなえています。院内にて対応することでコストの削減を行っております。ただ、もっと迅速に対応できる体制をと考えております。残念ですが、修理件数の中で人為的ミス(落下など)による故障も少なくありません。職員が病院における装置や物品をもっと大切に扱っていただければと感じずにはいられません。<データ報告>2008年2009年2010年2011年ABI検査135 192 224 309SAS検査14 39 49 56CPAP(人) 23.3 23.6 31.7 36.2CGMS 9・ABI検査本年度の目標は300件でしたので達成できました。外来での依頼件数も増えております。また入院では糖尿病教育入院でのパスに入れていただいた事も目標達成の礎となったと考えます。・SAS検査、持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)ABI検査と同様に少しづつではありますが増加傾向にあります。それに伴いCPAP療法を受けられる患者さまも増加しております。・CGMS7月より検査を開始しております。この検査は、最高で3日間連続で血糖値の推移を見る事の出来る検査です。まだまだ、始まったばかりで件数は少ないですが、もっと院内でのアピールやホームページなどで院外へのアピールを行い浸透させて行きたいと考えております。74