ブックタイトル年報_第5号(電子ブック)

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概要

年報_第5号(電子ブック)

年報2012年第5号外科平成23年4月から開設し2年がたちました。初年度は常勤1人でしたが、平成24年度より2人体制となり、また病院スタッフの外科手術に対する協力のおかげで手術件数も増加してきています。平成24年度の主な手術症例ですが胆嚢摘出術18例(昨年13例)、結腸悪性腫瘍手術10例(昨年4例)、胃癌手術3例(昨年1例)、直腸悪性腫瘍手術1例、鼡径ヘルニア8例(昨年6例)、大腿ヘルニア2例、閉鎖孔ヘルニア1例、胃穿孔1例、小腸穿孔2例などとなっています。平成25年度からは、当科は3人体制となり、緊急手術にもどんどん対応できるよう業務に邁進したいと考えております。皆様のさらなるご支援をよろしくお願いします。整形外科整形外科も代替わりして丸2年が経ちました。平成24年度は日本整形外科学会の教育研修施設に認定されました。この場を借りて皆さま方にお礼申し上げます。当科では24年度の手術を含む活動実績は平成23年度と遜色ないものと思われます。手術内容では高齢化社会を反映し、大腿骨近位部骨折の患者さまの手術が最多となっております。さて、日整会では高齢化社会における健康寿命の延伸を目的としたロコモ(運動器症候群)キャンペーンをしております。ロコモの代表的な疾患の一つが骨粗しょう症で、高齢者の大腿骨近位部骨折は骨粗しょう症性骨折の代表的なものです。しかし、術前に骨粗しょう症の治療を受けている患者さまはほんの一握りです。また、大腿骨近位部骨折に先立って起こるとされる脊椎圧迫骨折の患者さまをみても、受傷前に骨粗しょう症の治療がおざなりになっている可能性があり、今後骨折予防を目的としたロコモ対策を充実させることが重要と考えています。眼科外来患者さんの増加に伴い非常勤の先生にも外来診療を手伝っていただき眼科検査員も常勤3名に増員しています。手術件数が増加していることから月曜午後・水曜午前・木曜午後を手術日としています。白内障については日帰りおよび短期の入院にて対応しています。硝子体手術については硝子体手術専門医を招聘し、増殖糖尿病網膜症などの難症例にも積極的に取り組んでいます。院内および近隣の眼科施設と連携し緊急の検査、他科受診17