ブックタイトル年報_第5号(電子ブック)

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年報_第5号(電子ブック)

年報2012年第5号入職1年目作業療法士患者さまの状態や今後の方針について、主治医や病棟スタッフと話し合う機会を多くもてました。これからも、もっと深く話し合いの場を持ち、よりよい医療を提供できるよう頑張りたいと思います。入職1年目言語聴覚士高齢者の患者さまが多く、ST業務の大半を占めているのが「摂食・嚥下、食べるリハビリ」です。私たちは機能改善だけでなく、飲み込みが可能になったら今度は、「食べたい」と思っていただく環境づくり、口腔周辺だけではなく全身姿勢のアプローチなど、「食事場面の確立」を図っていきたいと考え、行っています。患者さまおひとり、おひとりのさらなる可能性を引き出せるように、そこに笑顔があるようにリハビリを行っていきます。◆データ報告2008年度~2012年度60,00050,00040,000…20,00015,00010,0005,0000理学療法件数作業療法件数言語療法件数摂食機能療法件数2008年2009年2010年2011年36,74415,0452,6125,12046,86413,0072,8433,34154,66114,7841,5172,20553,62918,8084,0091,5372012年59,62718,6168,547473本年度のPT、OT、ST、三職種合計件数は前年度を大きく上回っています。早期介入、早期退院に取り組み、手厚い関わりをチームで行なってきた結果だと考えます。当院でのリハビリテーション対象者における高齢者の割合は高く、複数の症状、多様なニーズに対応出来る体制をより強固なものにしていきたいと考えています。患者様の症状・悩みはひとりひとり違います。その違いに丁寧に対応出来るリハビリテーション科を目指していきます。20