ブックタイトル年報_第5号(電子ブック)

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年報_第5号(電子ブック)

年報2012年第5号Miki-Sanyo Hospital総合支援相談室今年の取り組み(がんばったこと)総合支援相談室では、病棟担当制を取り入れました。これは各自が自分の担当病棟の患者さまをより深く知り、適切な支援がタイムリーにできることを目指しています。そして毎朝始業時には皆で全病棟の申し送りを行い、情報の共有を図っています。また、相談室の「案内ちらし」を作成しました。これを持って訪室し、入院中や退院後に心配なこと、気になることあれば気軽に声をかけてもらうようお伝えしています。平成24年4月の診療・介護報酬の同時改定で、「在宅療養への円滑な移行、復帰に向けた取り組み強化」や「医療と介護の連携強化」がより明確に求められました。相談室では入院後1週間以内に退院困難の抽出(スクリーニング)をし、支援の要る方には積極的に関わり、患者さまが困ることのないようスムーズな退院支援を行っていきたいと考えています。経過についてはカルテ内の「退院支援経過」に記載しています。マンパワーの充実も大きなトピックスです。1月より看護師が配属になりました。今まで相談員だけでは正直難しさを感じる場面もありましたが、ベテラン看護師の眼が加わることで更に厚みのある支援ができると確信しています。また相談室では毎日沢山の書類や電話が飛び交っていますが、事務員が一手に引き受けてくれています。とても頼もしい戦力が加わり嬉しい限りです。これからももっと創意工夫して相談室の機能、力を磨き、三木山陽病院のチームの一員として役に立てるよう努力していきたいと考えています。27