ブックタイトル年報_第5号(電子ブック)

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年報_第5号(電子ブック)

年報2012年第5号外来今年の取り組み(がんばったこと)平成24年3月から外来カウンター(問診・検査説明・予約)を新設し、1年が経とうとしています。大きな問題もなく順調に稼働でき、より患者さまと身近に接することができています。今年は、リウマチ患者さまの治療のため、生物学的製剤の導入が多くありましたが、問題なく実施できています。また、骨粗鬆症の患者さまの新しい治療として、フォルテオ注射薬の導入を行いました。約30人の患者さまに自己注射の指導を行いました。患者さまからは「注射を始めてから痛みが無くなった。」と、喜びの声をいただいています。糖尿病療養指導については、糖尿病教育委員が主体となり勉強会を行った成果もあり、外来の看護師全員で行えています。眼科医の交代に伴い、外来での白内障の日帰り手術(月・水・木)も増え、多い時では一日に6名の手術を行っています。外来業務の合間での手術出しですが、スタッフの頑張りで、事故もなく安全に行えています。さらに、10月頃から始まったノロウイルスをはじめ、流行性角結膜炎・インフルエンザ・疥癬と様々な感染症が流行するなかで、感染委員が主体となり、外来受診時の感染症の疑いのある患者さまの初期対応が確実にできたこと、入院時のチェックを確実に行うことで、重大な院内感染を起こさずに経過できました。スタッフはとても大変でしたが、今回の出来事で、今まで以上に感染症に対する意識が強まり確実に対応できるようになっています。今後、外来点滴室のベッドが足りない中で、いかに効率よく使用していくか、限られたスペースを有効に活用してアイデアを出しあいながら、患者さまに信頼される外来を目指していきたいと思います。45