ブックタイトル年報_第5号(電子ブック)

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年報_第5号(電子ブック)

年報2012年第5号【医療ガス安全管理委員会】<活動内容>医療ガス安全管理委員会では、医療ガスに関する院内設備の点検・管理と医療ガスの安全な使用方法の周知を行っています。院内設備に関しては本年度も大きな問題はありませんでした。定期的な点検は医療機関の義務でもありますが、少しの不備が大きな医療事故に直結します。点検・管理の重要性を改めて認識しながら、義務ではなく使命として全体の管理を行っていきます。本年度も医療ガスの安全な使用方法について職員への周知を行いました。当院では全身麻酔を主とした麻酔件数の増加、人工呼吸器等の酸素使用量の増加も顕著で、医療ガスの使用頻度、量ともに増えています。その対応方法を理解している職員も増えてきています。その中で毎年のように医療ガスによる医療事故は報告されています。ほとんどがうっかりミスや思い込みです。当院で「慣れ」による医療事故が起こらないように、今後も職員への周知は継続していくようにしていきます。【感染対策委員会】<今年度の取り組み>平成24年度は「当院におけるマニュアルの見直し」と「感染対策に関する職員の意識の向上」を目標に取り組んできました。まずは全職員を対象に感染に関するアンケートをとることにより職員の意識を確認するとともに今後の課題を明確にしました。また、新入職者オリエンテーションでは意識の向上につながる事を期待して『医療従事者としての感染防止の意識とは?』ということを強調して話し、例年同様、手洗いの実践も行いました。平成24年度はインフルエンザの流行はもちろんのこと、ノロウイルスによる感染性腸炎の全国的な拡大、更には流行性角結膜炎の流行が特徴的でした。当院でも院内感染防止にむけ全病院職員が一丸となって感染防止に努めました。感染経路の正しい把握、それを踏まえたうえでの感染対策、手袋着用の正しい認識と着脱方法の周知徹底、これらの大切さをあらためて痛感しました。多くの平成25年度への課題が明確化した一年でした。これらの課題を確実に形にして今後につなげていきたいと思っています。<活動内容>1感染対策委員会アンケートの実施(全職員対象)2手袋着脱方法の確認ケアワーカー研修~ここが危険!感染防止~手洗い、手袋の着脱3消毒綿球のディスポ化、単包化4職員の結核予防対策の改正ツベルクリン反応検査からQFT(結核菌特異蛋白刺激性遊離インターフェロン?γ)の導入5インフルエンザ感染職員の出勤基準の見直し保育所利用のインフルエンザ罹患児の通園停止基準の見直し6流行性角結膜炎及び、ノロウイルスの対応について検討7院内研修の実施輸血の最新情報について術後合併症の予防について8院内感染者情報の共有オーダリングトップページ利用にて共有69