ブックタイトル年報_第5号(電子ブック)

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年報_第5号(電子ブック)

年報2012年第5号【臨床検査適正化委員会】<活動内容>臨床ニーズに合った、新規院内実施項目の検討や、より感度の高い試薬への変更検討など、また運営運用面からは、出検数減少による不採算項目、希釈再検による待ち時間を改善するため、測定範囲が広い試薬への変更検討などを実施しています。そして、信頼できる質の高い検査結果を提供するために精度管理にも力を注いでいます。今後も、当院における臨床検査が適正かつ円滑に遂行するための取り組みを行いたいと思います。【救急検討委員会】<活動内容>平成24年度の三木山陽病院の救急搬送は692件(1日平均1.9件)で、昨年度(671件)より少し増加しました。時間外診療患者数は3492件と、こちらはわずかに減少しています。救急搬送や時間外診療から入院となった症例や、当院で手術となった症例、専門病院へ転送となった症例などについて、カンファレンスで検討しています。今年度から外科が2人体制となり、緊急手術も含め幅広い疾患に対応できつつあると考えています。平成25年度からは外科は3人体制となります。外科のバックアップをさらに充実させ、救急搬送や時間外患者に対応していくことが重要と委員会では考えています。は、昨年と変わりなく推移しています。しかし、CPAP(持続陽圧呼吸療法)の治療患者数は増加傾向にありました。CGMS(連続血糖測定)については、まだまだ院内での認知度が低いのか伸び悩んでいます。ME業務としては、昨年度と同様に修理件数の約6割程度は、院内にて修理が行えています。他には人工呼吸器のラウンド(日常点検)、全身麻酔器の使用前点検など点検業務をルーティン化する事ができました。もっと活躍の場が増やせるよう頑張っていきたいと思っています。<データ報告>2009年2010年2011年2012年ABI検査192 224 309 239SAS検査39 49 56 48CPAP(人) 284 381 435 523CGMS 9 6【手術室運営委員会】<活動内容>手術件数は増加傾向にあり、手術室二室同時進行のこともあるため、患者間違いや、その他トラブルが発生しないように検討し、まず今年度は手術伝票の見直しを実施しました。これにより、伝票内容の間違いも減少し、手術部位・準備物品の間違いもなく手術できています。また、手術種類増加に伴い、取り扱うディスポーザブル製品も数が多いため、コスト削減に向け、引き続き検討を重ねています。【医療機器委員会】<活動内容>ABI(足関節/上腕血圧指数)検査の件数は、昨年度に比べますとかなり減少してしまいました。依頼数は変わりがなかったので、透析患者様の定期検査件数が少なかったのが原因であると考えます。SAS(睡眠時無呼吸症候群)の検査について74