医師紹介

理事長

森田 須美春 もりた すみはる

内科

専門 できるだけ内科全般を診たい

得意は糖尿病をはじめとする生活習慣病、消化器、腎疾患、血液透析、老年病
認定医 日本内科学会認定内科医、総合内科専門医
日本糖尿病学会専門医、教育指導医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
評議員 日本病態栄養学会、日本内科学会近畿支部

40年前、自分がまだ若かりし頃、ある病院の院長が、外来診療はもちろん入院患者さんの診療を精力的にされていて、“すごい、なんと還暦とは!自分もその歳になっても負けないようにしよう”と思ったものです。
私の敵は2つです。
一つは当然、年齢です。気が付いたら、70歳を超えました、病院長も20年近く担当しました。なのにまだ現役で、外来も入院患者さんも担当しています。一体、患者さんや職員からはどんな風に見えているのでしょう。要はちゃんと求められた診療ができているかどうかです。”もうやめた方がいいよ“と直接言ってくれる人もいないでしょう。自分で決めるしかありません。
もう一つの敵はAIです。ある日のカンファレンスで、難しい症例についての自分の意見を言いました。『先生、合ってますよ、AIも同じこと言っています』、今時の若い人はスマホ片手に参加します。病名が決まれば、AIは治療法を含めてあらゆる情報を教えてくれます。しかし、実際にはそう簡単にはいきません。臨床の現場では、関係のない情報があったり足りない情報もある中で総合的に判断することが重要で、ある意味センスみたいなものも必要になります。AIにセンスがあるのかどうかは、AIと付き合う医師のセンスかもしれません。
二つの敵はどちらも私にとって恐ろしいものがあります。必ずや二つの敵に負ける日が来るでしょう。少なくとも、みじめな負け方にならないよう、もうしばらくその敵と戦いたいと思っています。
(R8.7.記)

1953年生まれ、大阪府豊能郡能勢町出身。
昭和52年神戸大学医学部卒業。神戸大学医学部第二内科に入局。
神戸大学医学部附属病院、高砂市民病院で研修し、その後同第二内科で臨床、研究に従事。
研究は糖尿病、特にインスリン作用に関する研究、日本で最初の人工膵臓治療にも関わった。
さらに光寿会江尻病院、国立加古川病院で幅広い臨床経験を重ね、平成2年から神戸大学第二内科助手、講師、平成9年からは助教授を歴任している。 この間当初から5年以上にわたって激務といわれる病棟医長を担当し、昼夜を問わず研修医の指導に深く関わった。 毎年約40名の研修医を対象に、幅広い知識と技術をもち論理的かつ実践的な指導を行った。 しかも患者さん中心の医療を強く訴え、自分の都合の入る余地はない厳しい面も有していた。 現スタッフの岡田副院長はその1期生の愛弟子、黒田医長は3期生、三宅医長、岡本医長も教え子で、そして藤井医長は最後の直系弟子である。
さらにその後の3年は医局長として教室のまとめ役として、また関連研修病院における研修体制の改善について尽力した。
平成11年大学病院退職後は公私共に親密な交流を続けてきた吉田泰昭理事長と"いつか一緒に仕事をしよう"という約束を果たすため現在の三木山陽病院副院長としてやってきた。 赴任後は自ら一医師として精力的に診療を行い病院職員のみならず地域住民の信頼を得、ここまでの病院発展の立役者となった。 2006年4月からは病院長に就任したが従来と同様の仕事スタイルで診療を続けている。 他のスタッフからは、「院長が一番仕事をするので、みんなでがんばろう」と言われるくらいである。
(H21.2. 記)